2010年5月26日水曜日

日記帳をただ忘れたから長い考え事。



いろいろ歩いていると思いつくこともあるのにすぐに忘れてしまう。人が舌を巻くような努力をしなきゃいけないのに全然足りない。


発表が3連続でなかなかハードだ。でもせっかくやるのだったら楽しい発表や授業をしたいと思う。


もっと限界まで自分を追い詰めることはできるはずでもっと早くに来ることもだらしなくではなくちゃんと寝ることも出来るはずなのだ。


たくさんのタスクに囲まれていることに感謝しなくては。昨日研究員の先輩がおっしゃっていたように、放任されるよりよっぽどありがたいことなのである。


昨日はMP3が女の人のバックに引っかかってしまったのをおじさんがとってくれた。前におじさんは携帯を拾ってくれたことがあったし、荷物を助けてくれた時もあった気がする。いろいろな人に助けてもらって今生きている。


フットワークが軽くないのは自分の大きな弱点であり、そのような状況になった時に人を助けることは容易には出来ない気がする。


若者だから大きなことを書くのも許してほしい。


でも、研究をするというのは自分にとっては人の役に立ちたいということが原点にあって、おもしろい発見が出来れば、例えば医療だったら新しい薬や治療法を開発することに役立ち、多くの人をきっと助けられるのだと思う。


実験をしたことがないから分からないけれど、こんど取り組もうとしている研究がしっかりと進めば、実験をする人の手助けとなり、そういう意味でも人の役に立てるきっと。ウェットとドライで合同で研究を進めていくことはとても重要で、その両輪がうまく動くことがすごく大事だと感じている。


もしかしたら、自分がその中のなんらかの歯車になれるかもしれなくてそうなるためには、たくさんの知識や技術を今のうちに身につける必要があると思う。


様々な人の話を聞き、考え、手を動かし、表現する。幅広い知識や視点が得られるのは大学生の特権であり、大学院生となった今、そのチャンスは減ってきていることを感じる。つまり、自分の研究にあてる時間を多くしなければならないから。


早くテーマを確定して結果を出したいと思う。結果を出すというのは、予測器を作る、というようなものもそうだし、結果が出たら論文にまとめて、それが評価に値するようなものじゃなくてはならない。


隣のラボの先輩がおっしゃっていたように研究者は"Publish or Perish."出せるか滅びるか、学生の気楽さが保てるのはあと少しだ。すごい焦る。


あともうひとつ。外国の研究者の写真をみたりすると


女の人が結構多かったりする。日本の社会において女性が主力となって活躍していることが少ないというのは由々しき事態だと個人的には思っている。政治家にしても少ない。医者はそうでもないかもしれない。


薬剤師は多い。思うに、リスクの高いことに挑戦できる女性が少ないのかもしれない。そういう日本の環境かもしれないし、状況かもしれないし、教育かもしれない。でも由々しき事態だと個人的には思う。トップが男性で二番目が女性というイメージがまだ根強い。自分自身でもそういうところはあって、率先して自分から何かをするという意識に欠けてて、つい頼ってしまっているときが多い。由々しき事態というのは単純に日本における戦力が1/2になっちゃうよという事態を危惧している。ただでさえ借金まみれで優柔不断になりがちな日本でこれから坂を下って行くのが普通じゃないかと思う。人口も減るし。


思うに優秀な女性というのはたくさんいて、そういう人を見てきて、でも彼女たちは優秀であるからにして安定志向であったり、無難に生きる道を模索したり、そして自信のない人も多い。すごくすごくもったいないと思う。彼女たちが野心的になったなら日本はもっと変わるんじゃないかと思うのだ。


偉そうなことをつらつらと書いたけれど、自分自身を振り返ると、情報科学科出身なのにアルゴリズムを追うのも危うくて、勉強し始めた生物は分からないことだらけでここで生きていけるのか、ものすごい不安だ。思うことは大きいのだけれども自分の力は小さくて日々の出来ることは本当にわずかで、夢に近付けるのはいつになるかな、という感じだ。とりあえず、課題と発表準備をすることにする。勉強できることは恵まれていることだ。机があってPCがあって、屋根のある環境で毎日ご飯が食べられて、周りには人がいる。感謝して努力しよう。すぐにへこたれそうになるけど。


自分の考えが甘いことは重々承知なので


ぜひコメントをいただきたい。





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